2020/05/05追記・編集
2011年の春夏アイテムとしてリリースして以来、ハリウッドセレブを始めとする著名人の着用したこともあって、世界中から注目を集めたPRADAの大人気アイテム「Espadrille(エスパドリーユ)」。
引用元:PRADA
このPRADAのエスパドリーユは、オックスフォードシューズをベースに、ラバー、コルク、ジュートの3層から成る存在感あるソールが特徴的なプラダならではの遊び心のあるシューズです。
これまでのモード界の"厚底"は、アッパーはクラシックな革靴でソールはストリートな厚底で構成されていました。しかし、こちらのエスパドリーユはカジュアルなスニーカーをラグジュアリーにランクアップさせています。これまでは触手が伸びなかった層にもアプローチできるデザインで本ブランドの人気アイテムです。
そもそもエスパドリーユとは?
そもそもエスパドリーユは、スリッポンシューズの形でジュート麻で出来たソールで構成されたサンダルやスニーカーのことを指します。
キャンバス地と組み合わせている事が多く、その特性から大変通気性に優れています。
そのため、夏のリゾートアイテムとして使われることが多く 、主にフランスやスペインで製造されています。
プラダのエスパドリーユが人気の3つの理由
2011年の春夏コレクションで登場し、その人気の高さからプラダの定番アイテムとして定着したエスパドリーユ。
その人気の秘密をご紹介します。
1. 種類豊富なカラーバリエーション
2011年の春夏コレクションより、毎シーズン様々なエスパドリーユが発表されてきました。
ボディの色はもちろん、ソールの色も様々なタイプが存在します。
エスパドリーユはメンズ・レディースともに発売されていますが、中には片方の性別でしか発売されていないタイプも存在します。
2. 「厚底」のシルエットバランスの良さ
2011春夏シーズンまでは、Dior Hommeの人気などからヒールブーツなど足元はタイトなシルエットが流行していました。
しかしプラダの厚底シリーズが登場してからその流行は一変したとも言われています。
この時のことをよく知るお客様からも2011春夏シーズンの話題になった際に
「”スキニー+ヒール”という組み合わせに飽きていた層がボリューム感を求めてプラダの厚底を履くようになった」
という話をよく耳にします。
現在はストリートファッションが流行しており、足元にボリュームのあるファッションなどは一般的ですが、同時のスキニーブームの中で、このプラダのエスパドリーユは革新的な存在となっていました。
3. 2011春夏コレクションのすべてのルックで着用された
引用元:WWD
エスパドリーユが初登場した2011春夏コレクションでは、ランウェイのすべてのルックでエスパドリーユが着用されており、その革新的なデザインと嫌でも目を惹くそのカラーリング、そしてフォーマルやカジュアル、モードにいたるまでと幅広いスタイリングにハマるポテンシャルの高さを見せつけました。
ディオールやサンローランのスタイリングによく用いられるハイヒールブーツとさほど変わらないスタイルアップ効果がありながら、クールなハイヒールのルックスとは真逆のポップさと「高級メゾンで厚底」というギャップが人気の理由かもしれません。
※Dollarは "VISION OF FASHION" というサイト名に変更しました。
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