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2017.05.23

GUIDI(グイディ) 定番モデル・年代ディテール解説

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GUIDIとは?

1896年、CONCERIA GUIDIE ROSELLINI(コンチェリア グイディ ロゼリーニ)が設立。

皮の鞣し(なめし)のスペシャリストとして100年以上前からイタリア  トスカーナ地方で工房を構えます。

中世から伝わるその鞣しの伝統的な技法を受け継いできたロゼリーニ社ですが、2005AWからは「GUIDI」と冠した、自社の一流の革を用いたプロダクト提案も開始します。率いるのはRuggero Guidi(ルジェロ・グイディ)。

その高い品質と、大量生産では生み出せない独特のオーラを纏ったプロダクトの数々は多くの根強いファンを持ちます。

また、彼らが鞣した革はGUIDIレザーと呼ばれ、C-DIEM(カルペディエム)やCarol Christian Poell(キャロルクリスチャンポエル)など、アルチザンのジャンルにおいて一流のブランドにも素材提供を行うなど、タンナーとしても高い指示を得ています。

このコラムではGUIDIを象徴するシューズ類について触れていきたいと思います。

GUIDIならではの魅力

深みのある色味

GUIDIのシューズの染色は大きく分けて2種類。

タンブラーダイとハンドダイに分けられます。

どちらも安価なシューズではおこなわない染色方法です。

タンブラーダイはタンブラー(浴槽)で靴本体をまるごと染める手法。

ドラム式洗濯機みたいなものをイメージしていただければわかりやすいと思います。

特徴は、糸や内側まですべて染まること。

また、ジップなどの金具も錆びて、靴の雰囲気にマッチした表情になること。

この世界観を一度知ってしまうとなかなか抜け出せない、という人が多い代物です。

ハンドダイはその名の通り、手で色を加えていきます。

そのため、表との境目の上部以外は裏側には色が入らず、そこがタンブラーダイとハンドダイを見分ける上での一つのポイントとなります。

ハンドダイの場合色の濃淡がよりしっかりと出る傾向にあり、手間もかかるのでより玄人好み、といった感じでしょうか。

どちらの染色方法にも共通して言えることは光を受けた時のなんとも言えない鈍い光沢感。

かと思えば部位によっては独特の鋭いとすら言える光を放つ不思議な革質が出来上がります。

現在はハンドダイのアイテムはリリースされていないこともあってか、ハンドダイのものを探している、という昔からのファンの方も数多くいらっしゃいます。

ただタンブラーダイとハンドダイ。どちらが良い、というのはなく好みの問題だと思いますので、お好きな方を見つけてみてください。

立体的な履きジワ

なんと言ってもGUIDIの魅力といえばこれでしょう。

一枚革で作られたブーツ類は特に深く、その人の足の形に沿ってシワが入ります。

これぞ経年変化の賜物。バックジップブーツなんかはもはやシワを作ってくれ、と言わんばかりに傾いていますね。

これを押し返してシワをつけて履くことで唯一無二の表情が出来上がるわけです。

年代ごとのディテールの変遷

ジップ

ririジップ

一番初期のディテール。

取手が個性的なので判別が簡単だと思います。

Excella(Excella純正ジップトップ)

ririからExcellaジップに変更された時のもの。

エクセラ純正のジップトップを使用しています。

Excella(GUIDIオリジナルジップトップ)

現行まで続くディテール。GUIDIのブランドロゴが入ったオリジナルトップに変更されています。

およそ2010年ごろにはすでにこのジップでしたので、こちらのイメージが強いという方も多いかもしれません。

製品染めの退廃的な世界観にマッチする素敵なジップだとおもいます。

モデル別おすすめ品番

ダービー

992

GUIDIのスタート時から発表されているシリーズです。

GUIDI好きの方なら一足持っていらっしゃったりするんじゃないでしょうか?

トラッドなデザインとそのオリジナリティー溢れる革の表情が生み出すGUIDIにしかなしえないプロダクトの一つです。

素材やカラーを変えて毎シーズンリリースされており、形もシンプルなのでカジュアルスタイルやクラシックスタイルなど幅広いスタイリングで使いやすい一足です。

994

992の少し背の高いモデル。

良い具合にアルチザン感がないのでカジュアルなスタイリングにもハマりますね。

初期のものは踵部分のステッチがなかったりと、少し今と違うディテールのようです。

センタージップ

PL1

こちらも人気の高いアイテム。一枚革で仕立ててあります。

トゥが丸みをおびつつもシャープなので洗練された印象を与えてくれます。

ワンピースレザーなのでどんどん足なじみも良くなりますよ。

バックジップ

988

GUIDIを代表するジップブーツ。 GUIDIといえばこれ!感のある一足。

ワンピースレザーを背中のファスナーでつなぎ合わせるブーツはGUIDIが最初に作ったそうです。

前述しましたが、こちらはまさに「履きジワを育てる」ブーツ。

堅牢かつしなやかなGUIDIレザーを一枚革で仕立てているからこそできる嗜みです。

昔のモデルは後ろへの傾きが小さく、ドレープも少なかったようです。

現在のものの方がより深くシワが入るようになっています。

788

988と比べ、フロントソールには厚い革が一枚多く積まれています。

ヒール幅はすこし狭くそして高く仕上げられており、スマートでスタイリッシュな印象がより強調されています。

くびれが大きくてセクシーな一足ですね。

9001

メンズで最も筒が長いブーツです。

元はレディースでリリースされましたがメンズのラインにも加わりました。

木型は988と同じものを使用しており、定番を買った後の2足目3足目に選ぶ方が多いようですね

シワの入る量も多くなるので、より経年変化の様子を愉しんでいける一足でもあります。

DOLLARのGUIDI、激レアあります

当店にもGUIDI、ございます。

994(初期モデル)

2008年ごろの初期のアイテム。

日本では取り扱いはなく、元々のオーナー様がフランスのシムジというセレクトショップで購入されたというド級の一品です。

こちらはおそらくハンドダイ。

原稿に見られる踵部分のステッチがないのもマニア心をくすぐるのではないでしょうか?

革質も表面は堅牢な印象ですが、少し力を加えると滑らかに波打つとても良い革。

ぜひ実物を見ていただきたい一品です。

9001(コードヴァン×バックスキン)

GUIDI バックジップロングレザーブーツ コードバン×バックスキン

コードヴァン×バックスキンのスペシャルモデル。

こちらもおそらくハンドダイです。

牛革とはちがう、バックスキンのシワの入り方を愉しめる贅沢な一足。

コードヴァンの色つやもそそるポイントです!

 

ジップトップも、現行のものよりも古いExcellaオリジナルトップ。

ふつうのGUIDIでは物足りなくなった人、いかがでしょう?

ボストンバッグ

 

GUIDI カーフレザーボストンバッグ

 シューズではないですがこちらもご紹介。

大きな一枚革を使用した定番のボストンバッグです。

ジップを展開するとバッグが完全に平面になる構造。

旅行の際などにも使える機能的なデザイン。

こちらもガンガン経年変化を愉しめるアイテムです。

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当店ではその他エムエークロスやカルペディエム、クリスチャンポエルなどのアルチザンブランドのアイテムもお取り扱い中です!

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 GUIDI高価買取

当店ではGUIDIのアイテムを高価買取いたします。

初期のアイテムなども大歓迎です。

その他アルチザン商品についても高価買取させていただきます。

ものにまつわる想いやエピソードまで含めて、丁寧に査定させていただきます。

飾っているだけで着ていないコレクションがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。

次のオーナー様へ、こころをこめて伝えます。

WRITER

大村(おおむら)

DOLLAR 梅田店 店長

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