Martin Margiela(マルタン マルジェラ)のアーティザナル作品 -身に着けるモノの再構築6選-

2016.11.30

2020/05/05追記・編集

今回も、Martin Margiela(マルタン マルジェラ)の「0」と「0 10」を冠する「アーティザナル」と呼ばれる解体再構築ラインについてご紹介します。

前回の記事はこちらから
→ Martin Margiela(マルタン マルジェラ)のアーティザナル作品 -ファッションアイテムの再構築12選-

身に着けるモノを用いたアーティザナルラインのアイテム

1. 包帯(2005年秋冬)

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包帯が素材のワンピース。

普段は怪我をした体の一部を覆うだけのものですが全身を覆うことで衣服に昇華しています。

2. ウィッグ(2008年秋冬)

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こちらはウィッグが素材のジャケット。

一見するとファージャケットにも見えます。

これは髪の毛があるタイプですが、内側のキャップのみを使って解体再構築したアイテムもあります。

値段は£5,303(約720,000円)だそうです。震えます。

3. ベースボールグローブ(2012年秋冬)

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こちらはわりと最近のシーズンのもの。

野球のグローブが素材のワンピースです。

ローリングスやウィルソンなど、アメリカの有名スポーツメーカーのグローブも見られます。

古く使い込まれたものを使用しており、通常のミットだけでなく、キャッチャーミットなども見受けられます。

4. スキーグローブ(2006年秋冬)

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野球グローブの次はスキーグローブ。

私が知るかぎり最も時間をかけて作られているのがこちら。なんと103時間かかっているそうです。

値段は$15,124(約1,680,000円)とこれまた凄まじいです。

ちなみにこれのベストタイプもあります。

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5. 手袋(2001年春夏)

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同じくグローブですが、こちらは少し古めのシーズンのもの。

普通のレザーグローブに加え、バックスキン、スウェードスキンなど表情の異なるレザーのグローブを使用しています。

コレクションでも着用されていました。

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ちなみにホルターネックVerの黒色もあります。

6.刺青(2009年春夏)

”身に着けるもの”とは少しちがいますが、こちらは虎の刺青が背中に入ったデザイン。

トルソーのボディの部分もセットです。

虎の刺青はストローでできています。

ちなみにこれの鷹バージョンもあります。

 

 

今回もマルジェラ アーティザナルについてお送りしました。

次回は完結編、「日用品の再構築」をご紹介します。

↓こちら

Martin Margiela(マルタン マルジェラ)のアーティザナル作品 -日用品の再構築12選-

 

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